こちらのブレスレットはサーミ族の伝統工芸品。
私がサーミ族を知るきっかけになったものです。
いつかほしいなぁ。と思っていたら、ふらりと立ち寄ったショップに置いてあり!
重ね付けがしたいと思っていたので、迷いに迷って2つ購入しました。

ピューター(スズで出来た紐状のもの)を編み込んで模様が作られています。
おそらく柄に意味があるのだろうと思います。
繊細で美しいです。
つけているとしっくりきて、安心します。
さっそくお守りのような存在に。
サーミの手工芸品には他にも
柄がトナカイの角でできたナイフや指輪やペンダントには象形文字のような
図形が彫られていたりします。
皮で作ったバッグや白樺の木でつくったカップなどもあります。
サーミ族にとってトナカイは密接な関係だったのがわかります。
アイヌの方の作る小刀は装飾が木彫ですが
これもまたとても繊細です。
国や場所が違えばその分だけ文様は様々ですけれど
モチーフにしているものは共通して自然のもので、
昔から受け継がれてゆく伝統工芸はそういう意味でも興味があります。
刺繍も国によって違いがあって面白いです。
これもまたモチーフや糸の太さも様々。
青森のこぎん刺し、昔、寒さをしのぐために衣類に刺繍をして空気を含ませるという
役割があったようです。
そういった実用もありながら、女性たちが柄を考案するのを楽しんでいたかも。
刺繍とは少しズレますけれど、サーミ族の民族衣装はほんとうーーーに
かわいすぎ!て、ずーっと見ていられます。
トナカイも大好きなので、先日ぼーっとしている時、
あ!サーミの女の子とトナカイを人形で作りたい!とキラーン。
いつか必ず作りたいと思います。
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- 2015/02/17(火) 23:04:11|
- 雑貨
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| トラックバック:0
-
| コメント:2
素敵ですね。
パッと見た瞬間、アイヌのブレスレットかと思いました。
色あいや模様って、その土地やそこに住む人を表してますよね。
- 2015/02/18(水) 11:22:08 |
- URL |
- matsuguchi #-
- [ 編集 ]
コメントありがとうございます。サーミもアイヌも北の土地同士の近しいものを感じますよね。アイヌの文様も甘さがなくて惹かれます。代々伝わる色や文様って沢山ありますけど、長い時間育まれてきたのだと思うと、とても興味深いですよね。
- 2015/02/19(木) 11:38:55 |
- URL |
- minachape #-
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