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しあわせな時間

15年半、共に暮らしてきた愛する猫が
10月6日に旅立ちました。

今年の1月4日
定期検診で病気が発覚し、
それから治療を続けてきましたが
夏に、主となる悪性リンパ腫とは別の、
悪性腫瘍が見つかりました。

腫瘍はじわじわと大きくなって
9月の20日にエコー検査をしたときは
2.5ミリだったものが
亡くなる前日のエコーでは倍以上になっていました。
急激に大きくなって
最後は腹水もすごく溜まっていたし
腫瘍も大きくなっていたし、
元々持っていた大きな良性の腫瘍もあったし
圧迫されて、とても辛かったとおもいます。
最後の2週間は、水も飲めずご飯も食べられず。
水を飲みたい気持ちはあるのに
差し出すと、いらない・・・となってしまう。
それでも亡くなる前日、最後の力をふりしぼって
キッチンまできて、自力で3回、水を舐めました。

なんというか、ただ純粋に生きるということを
全うしているような毎日で
これでもう限界だよ。と言うように
最後の最後まで絞りきって
亡くなっていったように感じました。

残された者たちは寂しくてたまらないけれど、
苦しかったもんね、楽になれたよね、と
おもうし、おもうようにしています。

いつのことを
なにを
どう思い返しても
ひっくり返しても
可愛さしか浮かんでこない。
ほんとうに素敵な猫でした。
(なんだか少し犬っぽかったけどね)

振り返ればあっという間の15年半の間
とてもしあわせな時間を過ごさせてもらいました。

子供の頃からずっと動物は家にいたけれど、
1対1。という関係ははじめてのことで(後に夫が加わるけど)
それはすごく特別なものでした。
ただそのままのわたしを一番見ていたのは
彼なんじゃないかとおもう。

ケイ、ほんとうにいままでありがとう。
すごく大きな存在だったし、
いろんなことをたくさん教わりました。
それから会ったことないけど
ケイのお母さん、ありがとうございました。

ケイ、また会おうね。


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  1. 2016/11/04(金) 00:11:55|
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