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ヘレン・シャルフベック

梅雨明けた。
と、おもったら、連日の危険なまでの猛暑。
昼過ぎなんて、本当に強烈・・・。
お年寄りや外猫さんたちが気になります。

今日は気温が少し低かったし、
もう会期が終了してしまう!と滑り込みで行ってきました。
ヘレン・シャルフベック展。
藝大の美術館だったので、上野公園を通っていきます。
やっぱり緑があるって涼しい!!

この辺りはいろんな美術館が沢山あって
画像だと読めないけど、、、こんな地図が。

map


到着。


SCHJERFBECK

シャルフベックの個展、大規模なものは日本では今回が初めてだそうです。
フィンランドの画家さんです。

トーベ・ヤンソンの油彩を見たときもそうでした。
シャルフベックも、やっぱり色がとても好きでした。
少しくすんだ淡いトーン。
グレイ調の黒
サーモンピンクともいえないくすんだ淡いピンク
白〜グレイが混ざったような水色
赤もくすんでる。

やっぱりそういう色調が自分には肌馴染みがいいのだな。
原色とかちょっと苦手だもんな。と改めて。


シャルフベックは研究熱心で
とても真面目な人だったんだろうなと感じました。
そして描くこと、生きることがすごく直結していて、
女性だからか(?)妙に共感できる部分もあって。
生涯、自画像をたくさん残しているのですが
晩年は療養ホテルで暮らし、生涯を終えたそうで
その2年間に20点以上も自画像を描いています。

老いてゆく姿を美化することなく描かれた自画像。
うまれてくることと死ぬことは
誰しもにセットでもれなくやってきますが
体力も衰えて死へ向かっていっているのであろう自分の顔を見つめて
この点数を。どんな想いだったのかな。と考えるとちょっと切なくなったり。

最晩年に知人に出した手紙には
「描き終えてしまったとは感じてないわ。
ただ疲れているだけ。
それでもまだ描いているし
何かいい絵を描くつもりよ。
私の最後の作品を。」
とあったそうです。

ポストカード、左上は18歳の頃に描いたもの(!)
すごい・・・。

SCHJERFBECKpostcards



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  1. 2015/07/23(木) 23:02:55|
  2. 展示
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ある休日

日曜日、またしても最終日に行ってまいりました。
前回も書いたミナペルホネン展。


mina_tenji


あらゆるものが天に昇ってゆくよう。
ずっとここに居たい。

この日は、勤めていた頃から仲良くさせてもらっているおねえさんと一緒に。
ああ楽し。

そして、ほぼ日さんの17周年記念イベントが開催されているとのことで、はしご。
この日の企画はなんとフードスタイリストの飯島奈美さんの作る生姜焼きセットを
いただけるとのこと。

もうないでしょうな、整理券。と、行ってみたら
なんと!いただけました!!
嬉しさを噛みしめる。
飯島さんの本は3冊持っていて、何を作ってもほんとうに美味しいのです。
その方のお料理を食べられるなんて、この上ない幸せ。

そして、やはりやはり美味しくて、感動しました。
美味しいものを食べた時は心も満たされますね。
美味しかった〜フワフワ〜としていたら、ジャムを買うのを忘れた!
また行こう。


gohan


ほぼ日の方、みんな親切で明るく、楽しそうに生き生きと働いていて、
この雰囲気が社会で働く人たちのスタンダードならどんなに良いだろう。
自分も心身ともに健康に働きたい。いや、働こう。

ところで、この日、私は衝撃を受けたのです。
眼鏡ほしいナ〜(アイテムとして)くらいの軽い気持ちで立ち寄った眼鏡屋さん。
お店の方がざっくりとなら目の状態すぐにみれますよ。と言ってくださったので、
じゃあ、せっかくなんでお願いします。と何の気なしに調べてもらったら。
そして、テスト眼鏡(おおよそでレンズの度を試してくれる)をかけたら・・・。
あれ!?

最近、??? なんだか意識的に焦点を合わなきゃいけない?
という感覚をうすうすは感じていましたが
元々、視力は良いほうだったし、
生活の中でじゅうぶんに見えていると思っていました。
しかし、えぇえぇえぇ!と衝撃。
見えていると思っていたのに、さらにもっと見える!!

わりとみなさん普段調べる機会もそんなにないし、こんなものだ。
という感じで暮らしているから
私のような人間は案外多いらしいです。

眼鏡・・・作ります。作ります。
これでパソコン作業や手芸が今より楽にできるのかもしれない。
肩こりなんかも改善するかも。


beer


こちら帰宅前の一杯。
フローズンのビイル。
はじめて飲んだけど、
泡が少しシャリシャリしてて、美味しかったなぁ。

大満足の一日でした。





  1. 2015/06/10(水) 21:21:52|
  2. 展示
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mina perhonen

数日前、とても楽しみにしていた
スパイラルで開催中のmina perhonenの展覧会に行ってきました。
1階には家具が展示されていて、
そこですでに鼻血が出そうなくらいテンションが上がってしまいました。

展示もとても充実していて、
これまでのお洋服を着ているボディも沢山。
そこにはスクリーンが3つ横並びになっていて、
時系列は同じ、違う場所が映し出されています。

ひとつはmina perhonen(会社内・皆川さんとスタッフさんの仕事場)
ひとつは工場
ひとつはmina perhonenのSHOP

仕事のスタートから終わりまでの一日を同時に映しています。
それがとても素晴らしくて。

デザインを考える人
刺繍や織りやプリント工場でテキスタイルを作る職人さん
出来上がったものをSHOPで販売する店員さん

いろんな職業の人たちの手をリレーして
ひとつのものが出来上がり、人の手に渡っていく。

職種に上下なく、
それぞれにやるべきことがあり
お互いがいなくては物が生まれない。という関係性が
あってほしいなぁと個人的に考えているので
皆川さんの思いや実際にそれを実現しているという部分
とても尊敬しています。

このスクリーンにはその思いが込められていました。

minaの服は気軽に買えるお値段ではないけれど、
手作業で丁寧な行程を経て、
泣く人がいない適正の価格がつけられていて、
お客様はその部分も納得して購入される。

そういう形は気持ちのいいものだよなぁと思います。

以前にこのブログでも書きましたが
工場見学に行った時、
技術をつなげていかなくてはいけないのに・・・
どうしたらいいのだろうか。
と、もどかしい気持ちになりましたが
皆川さんはそういうことも含めて
お洋服を作られているので
ほんとうにすごいなぁ。と思うのです。

真面目に書いてしまったけど、
展覧会はその場にいるだけで
ひたすら心躍るのです!

テキスタイルの織りや刺繍、
触ったときの質感、
原画の空気感
展示の仕方
どれをとってもほんとうに素晴らしくて
会期中、もう一度行っちゃうと思います。

こちらの本、すごくサラサラと読めるけど、
わたしにとって、ものづくりするにあたり、
大事なことがたくさん詰まっていました。

minabooks


こちら会場で販売していたメモパッド。
かわいいなぁ。

minamemo




  1. 2015/05/29(金) 15:17:06|
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ルネ・マグリット

少し前になりますが、
「マグリット展」へ行ってきました。


magritte01


国立新美術館はとても気持ちのいい場所で好きです。

ルネ・マグリットは子供の頃から好きな画家でした。

magritte02

小学生かな、中学の頃かな、
ちょうどこの画像の上のポストカードの絵柄のメモ帳をもらって
ものすごく衝撃的でした。
自分の好きな世界だ、と子供ながらに思いました。

特徴であるこの帽子も好きなモチーフですが
マグリットの描く雲も好きです。

展示は、年代ごとに順を追って作品を観られるようになっていました。
若い頃はグラフィックデザインや広告の仕事もしていたようです。
私はそういう背景のある画家が好きなようです。
感覚的に、いいな。と思った画家を調べてみると
グラフィックの仕事もしていた、ということが多々あります。

私自身グラフィックもやり、絵も描いていて、
それが果たしていいのか?悪いのか?どうなんだろう?と悩む時もあるんですが
そういうときは、悪くもないか?と少し思えたりします。
(真逆に思うこともあるけれど)

話がそれちゃいました。
マグリットの絵は、戦争があった時期、
それまでのタッチと変わっていて
私にはぶつけようのない怒りのようなものが筆先から発せられたように
見えるものもありました。
望んでいない戦争に巻き込まれて人生が変わってしまう。
当時の人たちはみんなそうだったのだろうなぁ、
そんなのたまらないよなぁ。と思いました。

晩年の作品はとても見応えがありました。
絵自体も、もっとこじんまりしているのかと思っていたのですが
大きくて、意外でした。

専用のアトリエを持たず、台所の隅で描いていたとか、
スーツにネクタイという姿で描いていたと言われていますが
筆のタッチを見ていると、とても生真面目な性格だったのではないかなぁと思います。
真面目に丁寧にあの不思議世界を作り上げていったのかと思うと、
なんだかとても惹かれます。




  1. 2015/05/26(火) 00:04:59|
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ロベール・クートラス

10日ほど前、ロベール・クートラス展を見に行ってきました。

クートラスはカルトというカードを制作していて
表紙にもある(上部)そのカードに興味を持ち、以前この本を購入していました。


coutelas


実物が見れるなんて。と松濤美術館へ。

画廊と契約しても方針が合わずに辞め、
困窮した中でカルトを制作していたクートラス。
キャンバスが買えなくて、拾って来たボール紙で作り始めたカルト。
生涯で6000枚も制作したそうです。

塗り重ね、わざと汚しを入れたり、部分的に削いでいるような所もあったり。
味わいがあり、思わず微笑んでしまう表情のモチーフたち。

奥のほうへ行くと、グアッシュで描いたという絵が並んでいた。
本に書かれていた、クートラスの友人が印刷屋が捨てたものだ
と言って持って来てくれた未使用ポスターの
裏面に描いたという絵も展示されていた。

グァッシュで描かれたものは「僕のご先祖様」とよんでいたそうだ。
ご先祖様たちの色彩がほんとうに美しくて、離れたくなくなってしまった。
あんまりこんな風に感じたことはないのだけど、なんだか共振したような気持ちになった。
名残惜しく、ずっとそこにいたかった。

その日は結構な雨が降っていて、なんだかそれがすごく合っていた。
雨が好きっていうわけではないけれど、
晴天・南国・原色〜という雰囲気よりも
トーンダウンしたような静けさや、くすんだピンクやブルーグレーはしっくりくるなぁ。
なんて思いながら、渋谷の駅まで歩いた。

帰宅してから、本を開いた。
随分前から持っていたくせに、ぜんぶちゃんと読んでいなかったから。
それから数日にわけて大事に読んだ。
この本は岸真理子・モリアさんというクートラスを良く知る方の書いた本で
クートラスから聞いた出生からの軌跡、
岸さんとクートラスの出会いなどが書かれている。
特に後半、出会ってからの紡がれている言葉が美しくて、
その場面、場面が匂い立つようで
うっとりしたり、大泣きしたりしながら読み終えた。



毎晩、1枚。というように作っていたカルト。
だから「僕の夜」とよんでた。
漆黒の夜に自分と向き合って生まれてくるカルト。

亡くなったクートラスが作品を託したのは
この本を書かれた岸真理子さん。
「包括受遺者」といって、
本人が売ることも散逸させることもできないというものらしい。

「売るため」の絵というのは、彼のほんとうではなかったのだろう。
でも、おなかをすかせているという話や冬の寒い部屋を想像すると切なかった。

そして昨日、再びクートラスの絵に会いに行った。
作品に囲まれて、安堵感のような幸せな気持ちになった。
優しさがそこ、ここに漂っていた。
岸真理子さんのことも想った。
そうか、この心地よさ、岸さんの存在もとても大きいんだな。
岸さんて、素敵な人なんだろうなぁ。

この本はこの先もまた何度も読むと思う。
巻末にパリの地図が載っていて、文中に出てくる場所が記されているので
今度パリに行くことがあったら辿りたいと思う。

クートラス展、15日まで開催しています。



  1. 2015/03/13(金) 23:27:09|
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